ご自宅での安置場所は、ご家族が無理なく過ごせる場所が基本です
ご自宅でのご安置において、「この場所でなければいけない」という決まりはありません。
大切なのは、ご家族が無理なく過ごせて、故人様と穏やかに向き合える場所を選ぶことです。
一般的には、以下のような場所が選ばれることが多いです。
・ご家族が集まりやすいリビングや和室
・故人様が普段よく過ごされていたお部屋
・ご親族やご友人が手を合わせやすいスペース
広さや立派さよりも「そのご家庭らしさ」が大切です
「六畳一間でもできる自宅葬」とお伝えしている通り、広さや立派な空間である必要はありません。
今あるお部屋の中で、無理のない形で整えていくことが大切です。
安置場所を選ぶ際のポイント
快適にお過ごしいただくために、いくつか気をつけていただきたい点があります。
・直射日光が当たらない場所を選ぶ
・エアコンで室温を低めに保つ
・除湿機や加湿器など、風や湿度が大きく変化する機器は基本的に使用しない
室温の目安について
ご安置中の室温は、できるだけ低めに保つことが大切です。
季節ごとの目安は以下の通りです。
・夏場:18℃以下(理想は15℃前後)
冷房は最低温度に設定し、できるだけ常に稼働させます。
・冬場:10〜15℃
暖房は基本的に使用せず、室温が上がりすぎないようにします。
日差しが入る場合はカーテンを閉めて調整します。
室温管理以外で大切なポイント
室温を下げているだけでは十分でない場合もあるため、以下の点もあわせて意識していただくと安心です。
・ドライアイスの併用
室温だけでは体の深部まで冷やすことが難しいため、お腹まわりを中心にドライアイスを当てて保冷します。
・直射日光を避ける
窓際は温度が上がりやすいため、カーテンやブラインドで日光を遮ります。
・風を直接当てない
エアコンの風が直接当たると乾燥によりお身体の変化が進みやすくなります。風向きの調整などの配慮が必要です。
・湿度の管理
加湿器と除湿機の使用は控え、なるべく湿度が上がりすぎない状態を保ちます。
向きや作法も状況に応じてご案内します
安置する向きや細かな作法については、地域や宗教によって考え方が異なります。
ご不安な点があれば、その都度状況に合わせて丁寧にご案内いたしますのでご安心ください。
※ご遺体の状態や季節によっては、より適した安置方法をご提案させていただくこともございます。
ご家族の体調も大切にお過ごしください
室温を低く保つことで、付き添われるご家族が体調を崩されることもあります。
無理に同じ空間で過ごし続ける必要はありませんので、厚着をしたり、別のお部屋で休んだりしながらお過ごしください。
ご自宅という日常の延長の中で、故人様と過ごす時間を大切にできるよう、
ご家族の想いに寄り添いながら整えてまいります。
