自宅葬の体験談|キリスト教の母を明るく穏やかに見送った家族葬

ーー 初回のお打ち合わせはいかがでしたか?

母を家族で気持ちよく送り出すために、かなり多くの要望を馬場さんに伝えましたが 、私たちの意図を汲もうと馬場さんの真剣に向き合ってくれる姿勢に感銘を受けて、その場で鎌倉自宅葬儀社で母の葬儀をお願いすることを決めました。

実際の自宅葬の様子

ーー そのときに不安はなかったのでしょうか?

馬場さんは自宅葬については、経験も実績もあるようでしたが、母が信仰していたキリスト教の宗派については、未経験とのことでそこには不安がありました。その信仰については私たち家族では母だけが信仰しており、息子である私たち兄弟も理解が浅かったのです。母に喜んでもらうためにも、母が大切にしていた信仰から外れるような葬儀にはできないと考えていたので、その点だけは初回の打ち合わせでは解消しませんでした。

ーー その課題はいつ、どのように解消されましたか?

初回の打ち合わせ後に、すぐに馬場さんが間に入って神父さんと相談してくれました。その神父さんは母のことをよく理解してくださっていたようで、葬儀のこともわかりやすく丁寧に説明くださったので、解消できました。
私たちのように、異なる信仰を持つ家族を送り出す時は、早い段階でその信仰を理解している方に相談をするのが非常に重要だと思います。
 
ーー 実際に自宅葬をおこなってみていかがでしたか?

大変満足しています。120点です。私たちの要望に対して、 すべてを実現してくださいましたし、送り出す家族みんなで明るく穏やかな雰囲気で母を送り出すことができました。
母が生きていたら間違いなく喜んでくれたと自信を持って言えます。
アーティスト気質だった母に心から喜んでもらうのは簡単なことではありません(笑)。そんな母に対して  送る側である私たちが自信持って「喜んでもらえた」と言い切れる葬儀だったのです。
石井さん(写真左)

ーー では、自宅葬が合わないのはどういう方だと思いますか?

亡くなった私の父のように、多くの関係者に見送られたいという方には家族葬は向かないと思います。また、自宅葬は大規模の葬儀ほど持ち出す費用が多くないのですが、参加人数が少ない分、お香典 の額も少なくなります。
不謹慎に聞こえるかもしれませんが、喪主の立場としてはお金のことは「聞きにくいけど大切」だと考えます。故人からしても遺した家族に迷惑をかけてまで見送ってもらうことは求めていないこともありえますので、そこはしっかりと理解して納得した上で進めていくことをお勧めします。

ーー 最後に、どのような人に自宅葬を勧めたいですか?

振り返ってみて、一番嬉しかったのが、亡くなってから火葬場にいくまでの数日間、自宅で眠っている母と「心の会話」をする時間をゆっくり取れたことです。これは本当に価値のある大切な時間でした。父の葬儀のときは、来賓への挨拶や、諸々の手配で亡くなった父とゆっくり過ごせる時間がなかったので、なおさらです。
亡くなった家族との「心の会話」の時間がしっかり取れることに自宅葬の本当の価値があると思いますので、家族とこのような時間を持ちたい方には本当にお勧めします。

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